【けけ's海外駐在小話#6】準備⑤ -色々なものの処分など-
こんにちは、けけです!!
今回は引き続き「赴任準備」について書きますので、今現在準備している方の少しでも参考になればと思います。
そうでない人は、「印鑑証明って重要なんだー」という気持ちで読んで頂ければ。
前回までのあらすじ
のらりくらり会社員をやっていた”けけ”でしたが、海外駐在の内示を受けてしまいました。
赴任前の準備として、予防接種と健康診断を一応終え、各種住所変更手続き、解約手続きなどを進め、赴任先でのビザ取得のための書類準備も進み、引越用の荷物も送りました。
残すは色々なものの処分と仕事の引継ぎです。
前回↓
海外赴任の準備⑤
前回の復習も兼ねますが、主に以下の準備をしました。
- 予防接種(海外は危険がいっぱい) ⇒ 済
- 健康診断(健康でも不健康でも行くんですけどね。。。) ⇒ 済
- 各種住所変更(どこに変更するのか?) ⇒ 済
- 各種解約手続き(アパートのインターネットとかね) ⇒ 済
- 赴任先の国の労働ビザ申請のための書類準備 ⇒ 済
- 赴任先への荷物送付(服とか生活用品とか) ⇒ 済
- 色々なものの処分や実家への送付(車とか………)
- 仕事の引継ぎ(これは適当に)
予防接種と健康診断、住所変更、各種解約、ビザ申請準備、荷物送付が無事終了したので、今回は色々なものの処分と仕事の引継ぎなります。
6.色々なものの処分や実家への送付(車とか………)
日本国内の引越であれば、引っ越し先でも使うものなどはそのまま使いますが、前回書いた通り海外赴任の場合は大抵処分する必要があります。
というか、前回書いたもの以外の大半は処分することになりますので、それらを実際に自分がどのように処分したのかを書いていきますね。
で、大前提として考えてほしいことは、自分が日本に帰ってくるのは3~5年後なので、今使っている白物家電はかなり時代遅れになってしまっている、ということです。
なので、保管して帰国後に使おうなんて軽々に考えず、どんどん処分していきましょう。
私は大半処分してますので、方法別に書いていきますね。
※以下の方法には「インターネット上で売る」といった項目はありません。当然私が赴任するころにはヤフオ〇やらありましたが、実際に一度も使用しませんでした。普段から利用していなかったということもありますが、「実際そんなことをやっている余裕が無い」ことと「面倒ごとを避けたい」という理由からです。
ギリギリまで普通に生活をしながら、顔も知らない人とやり取りをするなどやってられません。
(1)リサイクルショップ
自分の住んでいる近くにリサイクルショップがあれば、出張買取をしてくれるはずなので、電話で申し込みして来てもらいました。
私の場合は以下のものを買い取ってもらいましたよ。
・冷蔵庫
・炊飯器
・電子レンジ
・扇風機
・テレビ台
・ソファ
・テーブル
・収納ボックス関係
結構買い叩かれるので大した金額にはなりませんでしたが、一瞬で片がつくので結構便利だったなと思います。自分で運ぶのもしんどいですし。
また、自分で持ち込んだものもいくつかあります。
・CD/DVD
・漫画、小説
・服
ブック〇フだったりGE〇だったり(田舎ってバレる…)、街には必ず1つぐらいあるはずですので、そこに持ち込んでました。結構な冊数の漫画を持っていたのでなかなかの小遣いになった記憶があります。
服は古着屋さんに大量に持ち込んで処分しました。
ちょっとしたブランドものがあったりすると結構いい金額で買い取ってもらえましたね。
他にも色々あると思いますが、こんな感じだったかと思います。
(2)誰かにあげる
例えば会社の同僚とかだと引っ越すことを理解しているので、結構話題として切り出しやすいですよね。
私は以下のものを同僚にあげました。
・洗濯機
これは同僚(先輩)で単身赴任をしている方がいたのですが、洗濯は近場のコインランドリーで済ませてたそう。話をしたところ欲しいとのことだったので、会社の軽トラでそのまま運びました。
・空気清浄機
これも同僚(ちょっと先輩)にあげました。最新の空気清浄機(プラズ〇クラスターとか出るやつ)だったので、結構喜ばれました。ちょうど小さなお子さんが生まれたばかりだったので良かったと思います。
・ガスコンロ
これは従妹が春から新社会人になるとのことだったのでそのままあげました。結構きれいに使っていたので、「あいつは全く料理をしなかったんだな」という変な噂が親戚中で広まった気がします。肉じゃがぐらい作れますよ……。
誰かにあげる場合のポイントは、「もらった人が困らないこと」ですね。例えば生活感が残りすぎているものとかはあまり好まれないです。需要と供給が成立した場合のみ有効かと思います。
また、私はもちろんすべて無料でお渡ししました。受け取ってくれることは処分してくれることと同義ですので、それを含めたらお金なんてもらえないです。
ただ、みんな何かしらのモノでお返ししてくれましたね。
私はiTunesカードが一番うれしかったです。海外で使えるので。
こういうのでいいんだと思います。
(3)中古車ディーラーに売る
そのままなんですが、調子に乗って買った中古のAud〇を、
買った中古車ディーラーに売りました。
(半年しか乗りませんでした。。。)
よくお世話になっていたディーラーさんだったので、まあまあいい金額で買い取ってもらいましたが、乗った時間と距離で考えるととても高い車だったと思います。上司のあの顔を思い出すとぶっ飛ばしたくなります。
で、ここから重要なんですが、自動車含めて「資産」と呼ばれるものに関しては、海外赴任前に何らかの処置をしておかないと、赴任中に処分や移譲などをしたいときにまあまあ面倒なことになるんです。
(珍しく文字を大きくしますね)
理由としては、海外赴任をする際には住民票が無くなってしまい、結果として「印鑑証明」が無くなってしまうからなんです。
「印鑑証明」とは市役所などに登録する自分の実印の証明書なのですが、これが無いと基本的な資産の処分をすることができません。
私の場合は自動車を処分してしまったので「資産」と呼ばれるものは特にないです。
(この年齢で資産無しは結構不安です)
私の同僚の場合、自分が乗っていた車を海外赴任後も名義そのままで家族が乗っており、処分しようと思ったときに印鑑証明が無いことに気づいて困っていました。
対応方法としては赴任先の領事館などで「本人証明」なるものを発行してもらえば「印鑑証明」と同等の効力を発するようで、それで解決していましたが、わざわざ領事館に行くのも面倒なんですよ、赴任するとわかると思いますが。
ですので、「自分が海外赴任中に処分する可能性があるもの」などは、自分の家族に名義変更しておいたほうが良いかと思います。
(4)実家に送る
一部のものは実家に送りました。人にはどうしても売れないものだったり、他人にはあげられないものだったり、捨てられないものがあります。
・テレビ
・布団/マットレス
・デスクトップPC
書いてて思ったのですが大したものでは無かった。
これらは実家に送りました。一部運びましたが。
理由としては、一時帰国した際の実家生活を充実させるため、です。
一時帰国した際に自分が泊まるであろう部屋に「テレビが無い」ですし、慣れた「布団」で寝たいですし、寒いから「ホットカーペット」で温かくしたい、というだけでした。
デスクトップPCに関しては自分で組み立てたものだったのでいまだに実家に鎮座しています。もう古くなっちゃったなあ………。
(5)捨てる
これはそのままですね。自治体のルールに従って廃棄しましょう。
何を捨てたかはっきり覚えていませんが、多分以下のものを捨てました。
・引越し荷物に入れなかった台所用品
・買い取ってもらえなかった衣服
・残ってた洗剤など
捨てるときは思い切って捨てましょう。
3~5年使わないんだから絶対要りません。
さて、処分方法に関して色々書いてきましたが、皆さんも処分方法が定まりましたでしょうか?(書いてて思ったんですが、一人暮らしだから面倒だったんですね、早く結婚すればよかったなあ…)
7.仕事の引継ぎ
これは各自どんどん進めてしまいましょう。
私の場合は自分の1年間を振り返って自分がやった業務をリスト化して、引継ぎ先を上司と相談して決定し、各人と打ち合わせ、時には実際に一緒にやりながら引継ぎました。
「1年」と区切った理由は。「1年以上もやってない業務は自分の責任範疇ではない」と割り切ったからです。(あと面倒だったからです)
で、引継ぎは確実にやっておいたほうがいいです。
赴任後にそんな余裕は無いからです。
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さてさて、ついに赴任前のすべての準備が完了しました。
私の場合は赴任前5日間は休みをいただいたので、ギリギリまで色々処分して、会社に挨拶に行って、実家で数日過ごしてから出国日を迎えました。(実家周辺にも色々挨拶周りしましたが)
次回の小話では「海外赴任出国日から初出勤日まで」を書いていきます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!