【けけ's海外駐在小話#7】出国~初出勤
こんにちは、けけです!!
今回は引き続き「海外駐在出国~初出勤」について書きますので、今現在赴前の方にとって少しでも参考になればと思います。
そうでない人は、「へぇー、片道の航空券ってそんなに高いんだー」という気持ちで読んで頂ければ。
前回までのあらすじ
のらりくらり会社員をやっていた”けけ”でしたが、海外駐在の内示を受けてしまいました。
赴任前の準備もすべて完了。あとは赴任するだけです。
前回↓
海外赴任出国
さて、ついに海外駐在出国日が来ました。
既に一人暮らしのアパートを引き払っていた私は、地方都市にある実家から出発となりました。
荷物
荷物はキャリーバッグ1つとビジネスバッグ1つ、さらにバックパック1つだったと記憶しています。
実際に手荷物で何を持っていったかというと以下の通りです。
- 労働ビザ申請用資料
- 仕事用アイテム他
- 数日分の衣服(仕事用含む)
- シャンプー、リンス、歯磨きなど
- プライベート用ノートパソコン
- Wi-fiルーター
- 常備薬(風邪薬、胃薬、便秘薬、下痢止め、頭痛薬)
- 日本円30万円ほど
とりあえず詰められるだけ詰めて持って行った感じですね。
もちろんスマホなども持っていってます。しかし当時はまだパソコンのほうが融通が利いたので、 機内持ち込みで運びました。
空港へ移動
東京から新幹線で2時間ぐらいの位置にある実家。75歳を過ぎた祖父の運転する車で駅まで送ってもらい、寂しそうな祖父が車で帰っていく姿を見送って新幹線に乗りました。
(ちなみにこの祖父は2020年現在も健在です。)
ここで要注意ですが、こういう感傷に浸っている状態で切符などを購入すると、「領収書」を発行してもらうことを忘れてしまいがちです。
会社によって異なるかもしれませんが、立派な経費ですので事後申請の場合は忘れずに「領収書」を発行しましょう。特に海外赴任に気が向いてしまいがちですので。
新幹線に揺られること2時間、そこから東京駅で成田エクスプレスに乗り換えて成田空港へ。
空港到着後~チェックイン
搭乗時刻は15:00でしたが、空港に着いたのは12時手前でした。
しばらく日本食を食べる機会は無いんだろうなと思い、お蕎麦を食しました。
食事が終わって13時手前、チェックインカウンターでの受付が始まりました。
ここで航空券を購入する際の注意点です。
そもそも海外赴任の場合は、一度出国したらなかなか帰ってくる機会はありません。私の場合も一時帰国したのは5か月後でした。
ですので、航空券も片道のものを手配する必要があります。
ただし、片道の航空券は往復航空券に比べて高いことが多いです。(片道なのに往復の倍ぐらいすることもあります)
なお、往復の航空券を購入し、帰国分だけを無断でキャンセルしたりすると各方々からめちゃくちゃ怒られるらしいので、やらないようにしましょう。
また、片道だけの航空券を持っているとチェックインカウンターの係員の方から色々質問を受けることがあります。
明らかに怪しいですもんね。片道だけしか持ってない日本人って。
ですので、「自分が海外赴任をすること」「現在現地の労働ビザを申請中であること」をしっかり伝えることが大事です。「労働ビザを申請中であることがわかる書類のコピー」があると話がスムーズかもしれません。
※国によっては必ず帰国便のチケットを持ってないと入国させてくれないことがあります。(「労働ビザ」や「居留ビザ」などを持ってない場合。自分の駐在する国の事情は事前によく調べておきましょう。)
私は「片道切符」と「申請中の書類のコピー」を準備していたので、すんなりと次へ進むことができました。
荷物検査~出国審査
荷物検査では特に焦らずすべての電子機器(パソコンやスマホなどですね)を出して通過しました。
今では慣れたもんで、特に荷物をチェックされることは無くなりましたが、時間的な余裕が無いときはミスが増えてしまうので、ぜひ気を付けたいです。
出国審査も特に問題なく通過。何も言われることもありません。
今の入国出国の事情はよく分かりませんが、自動ゲート登録はしておくと便利かと思います。こういうストレスって無駄なので。
(私は1回目の帰国時に登録して、それからはスイスイ通過になってます)
お土産準備~搭乗まで
さてここからはお土産準備タイム。
大抵の海外赴任先の場合、「日本人はお土産を買ってくる人種」みたいなことが常識になっているため、買っていかないわけにはいきません。
当時のことはあまり覚えていませんが、おそらく「白い〇人」的なものを買っていったと思います。
最近では聞きませんが、数年前は成田の免税店でエンドレスで「白い〇人」の宣伝映像が流れていて、かなりの洗脳効果があった気がします。
さて、お土産も買いました。あとは搭乗の時間まで待つだけです。
特にやることも無かったですが、私の搭乗前の習慣として、「トイレ(大)に行く」というものがあります。(出なくてもです)
少しでもリスクを下げるためですが、やっておくだけで心持ちは楽になると思います。
搭乗時間になり、そのまま搭乗。
弊社は零細企業のため、当然エコノミー席。
「あー、もう後戻りはできないんだなあ。。。」なんてそんなことを思ってました。
飛行機内
搭乗時間は約5時間ありますが、残念な航空会社だったため、機内のエンターテイメントサービスが素晴らしく非日本対応。
2時間で小説を読み終わってしまった私は、読めない機内誌を3時間読むふりをしていました。(あと機内食が美味しくなかったです)
駐在国到着後
当然ですが飛行機は無事到着し、預け荷物も受け取りました。
また、持参した日本円をすべて現地のお金に両替をしました。現地の給与は1か月遅れで払われるらしいので、このお金で2か月近くは生きていかなくてはなりません。無くなったらクレジットカードから現金を引き出すしかないですね。
到着出口には赴任先の社長(日本人)と先輩社員(日本人)が待っていてくれました。
なんとなく安心感。
そのまま先輩が運転する車でホテルに着きチェックインしました。
そのまま一緒に夕食を食べに行き、その日はホテルまで送っていただき解散。
書いた通り、赴任直後はまだ部屋が決まっていないことが多いです。理由としては、前任者がまだ住んでいるためだったり、一緒に部屋を見て決めることが多いためだったり色々です。
ちなみに2か国目に異動してきたときは、ホテル暮らしを1か月ほどしてました。前任者との引継ぎなどに時間が必要だったことと、その前任者の部屋にそのまま入居したためです。洗濯物が大変でした。
やはり気を張っていたのか、ホテルでは死んだように寝落ちしてしまいました。ぐっすり眠れたので逆に良かったのかもしれません。
初出勤
さて、翌朝から早速出勤です。先輩が運転する車に乗車し、赴任先の会社へ。
初日からしばらくは手続き関係でいろいろ外出する機会が多かったです。
私の場合以下のことをやりました。
- 労働ビザの本人申請
- 国際運転免許の登録(これが無いと運転できない)
- 現地運転免許試験の申込
- アパート探し
赴任先の人事担当には非常にお世話になりました。今での感謝してます。
結構意外だったのはアパート探しのときには大家さんに対して色々わがままが通用する点ですね。(○○が欲しい、▲▲を新しくしないと嫌だ、などなど)
さて、赴任初日とは若干ずれてしまいましたが、そんなこんなで私の海外駐在生活が始まっていくのでした。
==================================
さてさて、ついに海外赴任しました!
私の場合は赴任後に1日出勤したのちに連休があったため、その連休中に色々生活の準備を整えました。
次回の小話では「海外生活開始時に何を準備したか」を書いていきます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!