【けけ's海外生活補助#7】日本製の市販薬
こんにちは、けけです!!
今回、けけの海外生活補助として紹介するのは、
【日本製の市販薬】です。
最初に結論
なぜ日本製の市販薬が海外生活で役に立つかは以下の通りです。
- 安心安全
- 多種多様
- 日本人向けに作られている
海外にいて一番怖いのは体調を崩すことですが、日本製の市販薬を常備できるだけでストレスが全く違いますので、ぜひご一読くださいね!!
日本製の市販薬とは?
日本製の市販薬について簡単にざっくり説明しますね。
書いてそのままなのですが、日本の製薬会社が日本のドラッグストアなどで販売しているお薬のことを指します。
この市販のお薬にも種類があって、「第一類医薬品」「第二類医薬品」「第三類医薬品」「医薬部外品」などに分かれていることはご存じでしたか?
今回私が海外生活で常備をお勧めするのは、大半が「第二類医薬品」に該当しますので、薬剤師による薬効説明の義務無く購入ができるものになります。
なぜ日本製の市販薬は海外生活で必要なの?
さて、ここからはなぜ私が日本製の市販薬が海外生活において必要であると考えているのかを書いていきますね。
安心安全
やはりこれが一番の理由になりますね。
日本のお薬は厚生労働省の認可が下りないと基本的に販売することができません。
そしてその認可を下すためには、たくさんの試験をクリアする必要がありますので、必然的に安全性が保たれていると判断しても良いかと思います。
しかし、海外の薬局で購入できるお薬に関しては、実際のところ我々には知識が無いため、「本当にこれを服用しても大丈夫?」などといった不安が付きまとうことになります。
日本ではなんの疑いもなく市販薬を飲んできたかと思いますが、一歩海外に出るとその常識が崩れてしまいます。
そのため、可能な限り現地で薬を購入するのではなく、日本から持ち込んできた日本製の市販薬を服用すべきかと思います。
多種多様
実際に海外のドラッグストアなどに行ってもらうとわかると思いますが、ざっくりな種類の薬しか置いていないことが多いです。(私がそうだったのでこのように書いています。違う場合はすみません)
しかし、日本の場合は各製薬会社がしのぎを削っていることもあり、それぞれ特徴のあるお薬が販売されています。
総合風邪薬一つとっても、何種類あるかご存じですか?
(ぶっちゃけ知らないので各自お調べください)
何を言いたいのかというと、「自分の目的に合ったお薬」だったり、「自分の身体に合ったお薬」を選ぶための選択肢が非常に多い、ということですね。
ですので、できるだけ日本にいるうちに、「自分の身体と相性の良いお薬」というものを見つけておくとよいかと思います。
それが海外に持参する際の指標となります。
日本人向けに作られている
意味としては2種類あります。
1つは「日本人向けに日本語で説明が書かれている」ということです。
私は実際のところ海外生活の中で現地のお薬に頼ったことが何回かあります。
想像してほしいのですが、自分の体調が良くないときに現地の言語で書かれたパッケージを見て効果効能を確認し、購入しなくてはいけないのです。
これほど辛いことはありません。
実際に、当時喉が激痛に見舞われた私は現地の薬局でのどの炎症に効果のある薬を探しましたが、結局見つけることができませんでした。
さらに現地の言葉が全く話せなかったので英語で一生懸命説明をしましたが、相手が理解してくれず失敗。
最終的にはジェスチャー&咳払いでやっと伝えられましたが、結局もらったのは謎の粘性のあるお薬でした。
(用法をよく読み服用しましたが全く良くなりませんでした\(^o^)/)
こんな面倒ごとはもう沢山ですので、それ以降は日本の市販薬を必ず常備するようにしています。
2つ目の意味としては「日本人の身体に合った成分量」であるということです。
一般的なお薬は子供が服用する場合は使用量に注意しなくてはいけませんよね。
理由は小さな体の子供が大人と同じ量の薬を服用することは危険だからです。
それと同じように、欧米人向けに作られたお薬を、体の小さなアジア人が飲むことは若干負荷が大きいと考えるのが普通です。
私自身は中国圏の海外駐在ですのであまり現地の市販薬を飲んでも負荷は大きくないように感じてますが、アジア圏以外で生活される方は気にされたほうが良いのかな、と思っています。
どんな日本製の市販薬がお薦めなの?
さて、どのような種類の市販薬を常備しているのかを、実際に使っているものも交えて書いていきますね。
総合風邪薬
これは1つ持っているだけで安心感は違います。
「総合風邪薬にはあまり頼るな」、という医療関係者の声も良く見ますが、海外にいるときにそんなことは言ってられないのが現状です。
ローカル社員からも「日本帰国時に買ってきてほしい」とよく言われます。
大正製薬「パブロンSゴールドW」
これは私が必ず24包入りを2箱常備している総合風邪薬です。
瓶に入っている錠剤タイプではなく個包装タイプを使用している理由は、海外出張者などで体調を崩した人にあげやすいからです。
解熱成分としてアセトアミノフェンを使用しているのもグッドです。
とはいえ、ここら辺の総合風邪薬にはあまり差が無いと思いますので、是非とも自分の身体に合ったものを選びましょう。
解熱剤・痛み止め
私は片頭痛持ちですし、低気圧が来ているとよりひどくなるタイプなので、必ず財布に常備するレベルで持っています。
ライオン「バファリンA」
アスピリン系の解熱剤ですね。20代の前半からずっとお世話になっています。
胃にやさしいという触れ込み通り、胃が荒れにくいのも良いですね。
バファリンの半分はやさしさでできています、とはよく言ったものです。(最近あのキャッチコピー見ないですね。好きだったのに)
東亜薬品「タイレノールA」
※昨今の新型肺炎の影響で品薄になっているみたいです。
この薬の良い点は、解熱成分として「アセトアミノフェン」を使っている点ですね。子供向けの解熱剤と同じ成分が使われており、体に優しい成分です。
※また、インフルエンザ時に「イブプロフェン系」の解熱剤を使用すると、「インフルエンザ脳症」を併発する恐れがあるといわれています。そのようなリスクにも引っかからない解熱剤です。
これも私の場合は20錠×3箱を常備していますね。
胃腸薬
胃が現地の食事に慣れる前の場合は、胃が荒れてしまいがちです。
日本とは異なる脂っこい料理などが多い国の場合は特に気を付けなくてはなりません。
あとお酒の飲みすぎに注意です。
ロート製薬「パンシロンG」
このお薬は私が海外出張を繰り返すようになったころにお世話になりましたね。
今も2箱は必ず常備しています。
二日酔いのときにもよく飲んでますね。
第一三共「第一三共胃腸薬」
こちらも一時期良く服用していました。
特にパンシロンと大きく効果に差は無かったかと思います。
大幸薬品「セイロガン糖衣A」
これって胃腸薬なんですね。初めて知りました。
とにかくおなかが痛くなったら飲んでおく薬って感じです。
なお「糖衣」を愛用する理由は、「オリジナル」のほうは匂いがきつすぎるからです。
それだけです。
ライオン「ストッパ下痢止めEX」
絶対に常備しておくべき薬ですね。
私の場合は必ず財布に1つ入っているのと、常用バッグにも1つ入っています。
海外の場合は町中でトイレを見つけるのは困難だったりします。(日本だとコンビニなどで何とかなることも多いですが)
ちょっとでも痛くなったらすぐに飲んでおきます。
何かあってからでは遅いので。
冗談抜きでこれは5箱常備です。
武田「タケダ漢方便秘薬」
これも絶対に持っておきたい薬の1つ。
私調べのデータで申し訳ありませんが、海外赴任直後は「下痢になる」か「便秘になる」のどちらかに大抵なります。
また、海外生活中のふとしたストレスで簡単に便秘になってしまいますので、そういう時に少しずつ飲むようにしていますね。
お通じが無いだけでかなりのストレスになってしまいますので、さっさと出してしまうのが良いかと思います。
その他
他にも生活の補助栄養的に持っておくとよいものをいくつか。
クラシエ薬品「葛根湯」
ちょっと体調が悪くなったかな?という時に飲むようにしてますね。
風邪薬を飲むまででもないときに、という感じです。
海外でも栄養ドリンクは販売されていますが、そういうのに頼るよりは効果がありますね。
武田「アリナミンEX PLUS α」
これはCMの通り、「ちょっと疲れたー」という時のおまじない程度に飲みますね。
海外赴任は人によっては「スーパーマン」のように働かなくてはいけないことも多いので。
色々紹介いたしましたが、各自自分に合った市販薬を見つけ、自分の身体と相談しながら服用していくことが重要かと思います。
また、市販薬でどうしようもなくなった場合は必ず現地の病院に行きましょう。
海外赴任している場合は基本的に会社が保険に入っているはずですので治療費用は会社持ちになるはずです。
私も何度も現地の病院にはお世話になっています。
さて、如何でしたでしょうか!?
海外駐在前の方、海外駐在中の方、日本製の市販薬をぜひお勧めしております!!
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!!